助成事業活用事例[新商品・技術・サービスの開発]

喫茶店の発案から次世代健康飲料を開発・商品化

SOD活性深層水開発プロジェクト

喫茶店「くじらハウス」は、当時話題になりつつあった海洋深層水と活性酸素を取り除く効果があるといわれるプロアントシアニジンを活用した新しい飲料を開発することを、発案、飲料水メーカー「有限会社郷四万十」、販売会社「エヌティサービス株式会社」と連携して、任意グループ「SOD活性深層水開発プロジェクト」を結成した。

グループは、高知県中央会の補助事業を活用して、高知工科大学と共同研究を行うことにより、これまでの健康飲料とは異なり科学的検証に裏打ちされた機能性飲料「活性保持水for」を開発・商品化した。

「活性保持水for」は、血液の約10倍とされる活性酸素除去能力を有し、血管障害等の生活習慣病の他、骨粗鬆症の予防、眼病予防にも作用するなど、予防医学の観点からさまざまな効果が見込まれており、平成15年度の売上げは8万本を達成している。


組合員企業の存亡をかけて新製品「プレガード」を開発

高知県コンクリート製品協同組合

コンクリート2次製品業界は、公共工事の削減に伴う需要の減少により、新たな活路を見出す必要に迫られていた。そのとき、これまでのガードレールの設計・施工基準の改訂があり、旧来の工法での施工ができなくなった。

組合では、これを新たな製品開発のチャンスととらえて、高知県中央会の補助事業を活用し、高知工科大学、建築コンサルタントと連携することで、「プレキャストガードレール基礎“プレガード”」を開発。

プレガードは基準改定に対応した独立型のガードレール基礎で、革新性に加え、工事もぐっと短時間化できるメリットも備えている。全国的に需要をつかみ、製造拠点も各地に広がり、2003年には、高知エコ産業大賞を受賞、県のグリーン購入指定製品にも選定された。